2011年6月14日 iPhone®・iPad™用電子書籍写真集「美しい東北Ⅰ・美しい東北Ⅱ」をリリースしました。
2012年2月8日 android用リリースいたしました。
美しい東北Ⅰ
わたしたちの心の故郷でもある東北。その美しい風景とそこに生きる人々の姿を、写真家・安田就視は長年にわたって撮りつづけてきた。「美しい東北」シリーズは、彼のライフワークの一つである。
シリーズⅠの「昭和の三陸——八戸から牡鹿半島」は、昭和の三陸地方をファインダーに収めた貴重な記録。古くから変わらぬ魅力的な景観と、一方で今回の震災で失われてしまった懐かしい光景が展開されている。
全64点の写真の中には、宮古港の水揚げの賑わいの様子をとらえたものなどもあり、往時を偲ぶとともに復興の明日への思いが胸に強く迫ってくる。また、鉄道写真家としても名高い安田の、三陸海岸を走る列車の姿をとらえた写真も数点。「美しい東北Ⅰ 昭和の三陸——八戸から牡鹿半島」は、まさに、昭和の三陸地方の魅力をいとおしむ永久保存版写真集となっている。
撮影:安田就視
企画:六車彰子
構成:ゼピュロス 大久保博則
制作:朝日メディアインターナショナル
発行者:ニック・エルストン
発行所:朝日メディアインターナショナル
美しい東北Ⅱ
写真家・安田就視は、東北をなん度も旅し、長年にわたってその魅力に富んだ風景を撮りつづけてきた。「美しい東北」シリーズは、彼のライフワークの一つである。シリーズⅡ「思い出の風景——女川から福島まで」は、宮城県と安田の妻の出身地でもある福島県の海岸地方をファインダーに収めた貴重な記録。撮影時期は昭和年代後半から平成初頭におよぶ。
写真集には、震災にも耐えて残された力強い風景と、今は戻らぬ、失われた美しい風景とが併存し、見る者は、たとえようのない複雑な思いが胸に迫りくるのを禁じ得ないにちがいない。懐かしく魅力的な風景と活気に満ちた生活の情景。すばらしい賑わいを見せる石巻港や気仙沼港の往時の姿もとらえられており、わたしたちはその復興を心から願わないではいられない。
「美しい東北Ⅱ 思い出の風景——女川から福島まで」は、まさに永久保存版写真集。宮城、福島の今を考える上でも見過ごせない写真集となっている。また、鉄道写真家としても名高い安田の、貴重な鉄道写真も数点収められている。
撮影:安田就視
企画:六車彰子
構成:ゼピュロス 大久保博則
制作:朝日メディアインターナショナル
発行者:ニック・エルストン
発行所:朝日メディアインターナショナル